オロナインパックの後悔しないやり方!鼻の角栓や毛穴ツルツルになるの?

オロナインを塗って鼻パックすると、鼻の角栓や毛穴ツルツルになるという「オロナインパック」。

今、このオロナインパックが、SNSなどを中心に若い女性たちの間で話題になっています。

本当にオロナインパックで、鼻の毛穴汚れが解消されるのでしょうか?

そこで今回は、オロナインパックの成分やその効果について、くわしくご紹介したいと思います。

オロナインとは?

オロナインとは、「オロナインH軟膏」という医薬品です。

昔から皮膚疾患の「万能薬」として、長く愛用されてきました。

オロナインH軟膏には「クロルヘキシジングルコン酸塩液」という有効成分が含まれています。

この成分には高い抗菌・殺菌作用があり、皮膚にできた傷を殺菌し、炎症などを抑える効果があります。

さらに、オロナインH軟膏にはさまざまな効果効能があります。

たとえば、にきび、吹出物、はたけ、軽めのやけど、ひび、しもやけ、あかぎれ、きず、じゅくじゅくしていない水虫、たむし、いんきん、しらくもなど、数多くの皮膚の疾患に対応できるのです。

ひとつ家に常備していたら、たいていの皮膚の疾患は治っちゃいそうですね。

オロナインパックってどんなもの?

「オロナインH軟膏」は、皮膚疾患に対する万能薬として長く愛用されてきました。

このオロナイン軟膏を皮膚に塗り、パック状にして使用するのが「オロナインパック」です。

特に、オロナインを鼻に塗り、鼻用パックとして使用すると、鼻の角栓が取れて毛穴がツルツルになると言われています。

どうしてこのような「オロナインパック」が考えられたのでしょうか?

実は、オロナインには「自己乳化型ステアリン酸グリセリル」という天然の合成界面活性剤成分が含まれています。

この成分には、毛穴に詰まった皮脂を浮かびあがらせる効果があると言われています。

そこで、オロナインを鼻に塗れば、気になる箇所や毛穴の黒ずみが解消するのではないかと考えられ、オロナインパックが誕生したのです。

それでは、オロナインパックの正しいやり方を説明しましょう。

オロナインパックの正しいやり方

1.オロナインを鼻全体に塗り、そのまま10分程放置する。

2.ぬるま湯で洗い流し、市販の鼻パックをする。

3.記載された時間までパックをしてから剥がす。

4.最後に冷水で洗い流し、化粧水などで保湿する。

これで、毛穴に詰まった角栓をすっきり取ることができると言われているのです。

オロナインパックの注意点

オロナインパックをする際には、注意しなくてはならない点がいくつかあります。

くわしくご紹介しましょう。

あまり長い時間放置しない

オロナインは高い殺菌効果のある医薬品です。

そのため、長い時間放置すると肌に必要な常在菌まで殺菌してしまうことになります。

常在菌がなくなってしまうと、肌のバリア機能が衰え、肌トラブルを招きかねません。

そのため、オロナインパックをする際には長く放置し過ぎず、なるべく短時間で行うように気を付けましょう。

パック後にはたっぷり保湿を

オロナインパックをした後は、いつも以上に毛穴が開いた状態になります。

そのため、パックが終わった後、何もケアしないと乾燥を招いてしまいます。

オロナインパックを終えた後は、いつもより丁寧に保湿をするように心がけましょう。

顔全体には塗らない

オロナインパックで、「鼻だけでなく、顔全体の毛穴の黒ずみも落としたい!」と思う人もいるかもしれません。

しかし、オロナインパックは医薬品であり、顔全体の美容ケア用品ではありません。

鼻の周囲など狭い範囲であればそこまでの負担はありませんが、顔全体など広範囲に使用すると、肌に負担を与えかねません。

そのため、オロナインパックを試す場合は、範囲を鼻の周りだけに限定して、短い放置時間で行うようにしましょう。

オロナインパックの肌リスク

先ほどの注意点でも述べましたが、オロナインパックを正しく使用しないと、肌に負担をかけてしまうことがあります。

いったい、どんな肌リスクがあるのでしょうか。

ここでは、オロナインパックの具体的な肌リスクについてご紹介したいと思います。

常在菌を殺してしまう

私たちの皮膚表面には、常在菌と呼ばれる皮膚をすこやかに保つ菌が生息しています。

常在菌は、カビや花粉などの外部の刺激や、病原体などから肌を守ってくれています。

しかし、オロナインに含まれる「クロルヘキシジングルコン酸塩液」という殺菌成分は、この常在菌まで殺菌してしまうのです。

そのため、オロナインを顔全体に大量に塗ったり、長い時間放置していると、常在菌が殺されてしまい、肌のバリア機能が崩れ、肌トラブルを起こす原因になってしまうのです。

さらに、クロルヘキシジングルコン酸塩液は刺激が強い成分のため、かぶれや赤身、炎症を起こすこともあります。

肌の水分が奪われ乾燥肌になってしまう

オロナインパックは、市販の鼻パックを一気にはがすことで、角栓を取るしくみです。

しかし、鼻パックを剥がす際に、肌の薄皮や産毛も取れてしまうことがあります。

そのため、オロナインパックを繰り返すことで水分が蒸発しやすくなり、乾燥肌になってしまうおそれがあるのです。

乾燥肌は、毛穴の開きや皮脂の過剰分泌を引き起こし、黒ずみの原因にもなります。

毛穴の黒ずみを取るためにオロナインパックをやっているのに、やるたびに黒ずみを作っているのでは、何の意味もありません。

このように、強い力で鼻パックを引きはがすことで肌に大切な水分までが奪われ、余計に黒ずみを作っていく危険性があるのです。

毛穴が広がってしまう

オロナインパックをすると、確かに角栓をごっそりとることができます。

しかし、やり過ぎると毛穴がポッカリと空いてしまいます。

ポッカリと空いた毛穴は、水分が減少してバリア機能が低下しているため、毛穴をキュッと引き締める力がありません。

そのため、大きく開いたままなのです。

大きく開いた毛穴には、皮脂が溜まり、それが汚れや角質が混ざり合って、より大きな角栓ができてしまいます。

これは、ニキビなどの原因になりかねません。

人によっては、角栓を取る前よりも毛穴汚れが悪化してしまう場合もあるのです。

市販の鼻パックで肌を傷つける

オロナインパックは、市販の鼻用パックを貼り、一気にはがしますが、これは肌自体への強い刺激となり、赤くなったり、ヒリヒリとした痛みをを伴います。

しかも、肌のバリア機能が低下してしまった肌に何度も行うと、ますます肌を傷つけてしまいます。

そのため、市販の鼻パックを剥がすときは、あまり力を入れ過ぎないように、丁寧に剥がしましょう。

基本は毎日の地道なスキンケア

オロナインパックは、確かに鼻の角栓を除去する一定の効果が期待できます。

しかし、やり過ぎたり、間違った使用をすると、肌にとってかなりのダメージを与えかねません。

やはり、鼻の角栓除去には、正しい洗顔や保湿といった、毎日の地道なスキンケアが基本になります。

たとえば、毎日洗顔を泡でやさしく行ったり、洗顔後の保湿を徹底して乾燥を防いだり、ターンオーバーを整えるために生活習慣を見直すなど、地道なスキンケアが重要です。

その上で、時々オロナインパックを正しい方法で行えば、角栓のない、つるつるとした鼻を手に入れることができるのです。

オロナインパックで一気に黒ずみを取ろうとするのではなく、毎日のケアで美しい肌を整え、その上で使用するようにするようにしましょう。

まとめ

今回はオロナインパックについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

たしかに、オロナインパックは、鼻の角質を除去する効果が期待できます。

しかし、正しい方法で行わなければ、肌にとってかなりのダメージを与えるものでもあるのです。

そもそもオロナインは医薬品であり、美容ケア用品ではありません。

そのため、安易な気持ちで使用すると、肌リスクを引き起こしてしまう可能性もあります。

たとえば、市販の鼻パックを使用してはがす際に皮膚の薄皮も一緒にはがれてしまいます。

また、肌のバリア機能のキープに必要な常在菌や水分まで取り除いてしまいます。

このように、様々な肌リスクがあるのです。

中にはオロナインパックを顔全体に試してみる人もいますが、顔全体に塗ることは肌への強いダメージが予想され、絶対におすすめできません。

やはり、基本は「毎日の地道なスキンケア」です。

毎日のケアで美しい肌を整え、その上でオロナインパックを使用するようにするように心がけましょう。